カピバラは、ネズミ目の中では、最も大きく、体長は1m以上、体重は30~60キロにもなります。野生では、南アメリカの川のほとりに住んでいます。前4本、後ろ3本の指には、水かきがあり、泳ぎや潜水が得意。5分も潜っていられるそうです。
また、性格はとても温厚で、外国では、盲導犬のかわりに訓練された例もあるそうです。
さて、王子動物園を訪れると3匹のカピバラに会えました。一番年上のチュン。チュンの娘のハク。ハクとお父さんが同じ姉弟のシャー。シャーは、耳に赤いタグをつけているので、すぐにわかりますが、チュンとハクは、そっくり。でも、ちょっぴり大きい方がチュン母さんです。
野生では、水中の草や木の葉を食べますが、動物園では、青草、乾草、バナナ、リンゴ、サツマイモ、ニンジン、ナス、キュウリ、食パンなどをもらっています。シャーが一番動き回るそうですが、私が見に行ったときは、3匹で熱心に丸太をかじっていました。
シャー
2009年3月1日神戸市立王子動物園にて